緑化事業
発電所や変電所で培った「大面積の緑化」や「生産設備の緑地維持管理」の豊富な経験とノウハウを活かし、緑地に関するサービスを提供するとともにお困りごと全般にお応えします。
緑化のメリット
身近な環境の改善効果
- 物理的環境改善効果夏季の室温の上昇抑制、騒音の軽減
- 生理・心理効果豊かさ安らぎ感の向上、身近な情操・環境教育の場の創出
- 防火・断熱効果火災延焼防止、火災からの建築物保護
経済的な効果
- 建築物の保護効果酸性雨や紫外線などによる防水層の劣化防止、建物の膨張・収縮による劣化の軽減
- エネルギー効果夏季の断熱、冬季の保温
- 宣伝・集客効果ビルの修景、屋上集客施設等への活用
- 未利用スペースの利用従業員等への厚生施設、地域住民への公開
社会的な効果
- 環境低負荷型の都市づくりに貢献する効果・都市気象の改善(ヒートアイランド現象の緩和、過剰乾燥の防止)
・雨水流出の遅延・緩和
・省エネルギーの推進(エアコンにかかる電力の低減等)
・空気の浄化(CO2、NOx、SOxの吸着等) - 多自然型の都市づくりに貢献する効果・都市内への自然的環境の創出
・都市の快適性の向上(うるおい、安らぎ感の創出) - 資源循環型の都市づくりに貢献する効果・リサイクル資源の有効活用(バーク堆肥・クリンカアッシュ等)
省エネ効果データ
屋上緑化空間の温度測定
日中13〜15時 (平均) |
夜間23〜24時 (平均) |
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屋上タイル表面 | 51.7℃ | 33.8℃ |
芝生表面 | 32.5℃ | 29.6℃ |
植栽基盤下面 | 28.7℃ | 28.7℃ |
出典:[国土交通省] 猛暑日における屋上緑化のヒートアイランド抑制効果について より
緑化していない屋上緑化タイル表面温度は日中に50℃を超えていますが、植栽基盤下面は30℃以下を保っています。
工場立地法対応
大規模工事の場合、規模、業種により
工場立地法が適用され緑化が義務づけられています。
≪国が定める準則≫
【緑地面積】
- 樹木や地被植物が生育する土地が敷地面積の20%以上必要
【環境施設面積】
- 緑地も含め敷地の25%以上必要(環境施設=緑地+緑地以外の環境施設)
≪地方自治体定める準則≫
-
都道府県・市は条例により、地域の実情に合わせ国の定める範囲内において、緑地及び環境施設の割合を独自に策定が可能
≪国が定める範囲≫
- 緑地
敷地の5%~30% - 環境施設(含む緑地)
敷地の10%~35%
- 緑地
- 改正により、従来は認められていなかった屋上緑化が認められるようになりました。(必要緑地面積の1/4を限度とする。)
建物・設備等の増設にあたり、敷地の買い増しを行わなくても、屋上を緑化することで、工場立地法への対応ができることになりました。
調査・設計
目的に応じた調査・設計を行い、お困りに対する提案も行います。
施工
大面積、特別な場所での緑化施工に豊富な経験で対応します。
維持管理
現状を確認しながら、将来を見据えた適切な方法と費用で、環境と利用者に優しい緑地を維持します。
お問い合わせ
建設事業・緑化事業に関するお問い合わせ
電話受付時間帯:平日9:00~17:00